Hand Made My Mini Cajon
(by Maximo)
Cajetilla(1/3サイズ)
このタイプはBBSに遊びに来てくださっているMaximoさんの自作のCajonです。
「是非作ってみて下さい。
小さなものなら1/2サイズでも横・裏板は4mmのシナベニアですので、のこぎりがなくても大きなカッターで切れます。
穴も丸を切るカッターがありますので、ほとんどプラモデル感覚です。
以下作り方です。」(Maximo)
<行程1>材料
10cm×10cm×2.5〜3mmのシナベニア2枚(天・底板)
10cm×16cm×2.5〜3mmのシナベニア2枚(横・裏板)
10cm×16.5〜16.6cm×1.5〜2mmの
シナベニアまたは1mmのアクリル板(厚めの下敷き可)1枚(打面用)
断面が直角二等辺三角形の角材?(桟用)1m強
0.38(5〜6弦用)ゲージのフォークギター弦1本または同等のピアノ線(1m程度)1本
若干の木片
接着剤(速乾性のボンドまたは木工用の瞬間接着剤)
塗料 Caja(1/2サイズ)の材料
15cm×15cm×4mmのシナベニア2枚(天・底板)
15cm×25cm×4mmのシナベニア2枚(横・裏板)
15cm×25.8cm×1.5〜2mmのシナベニアまたは1mmのアクリル板1枚(打面用)
断面が直角二等辺三角形の角材(桟用)2m強
0.42かそれ以上0.53?(6弦用)ゲージのフォークギター弦の巻き弦をほどいたもの2本または同等のピアノ線(1.5m程度)1本 若干の木片 接着剤 塗料
<行程2>作り方
ZO-3の竹ヒゴを使ったCajonの作り方をご参照下さい。
竹ヒゴの替わりにピアノ線を使います。
ピアノ線の要の部分、(ZO-3が角材を使っている部分)はエポキシ接着剤で打面裏に直接接着してもよいとおもいます。
唯一の違いは釘を使わず接着材で組み立てます。
板が薄いため、接着面積がとれないの接着面を増やす為打面を除く全ての辺に裏から三角形の桟をあてます。
打面だけは下半分程度に桟をあて、接着します。
なお,Cajetillaを下記の叩き方をする人は長辺を上下にとったほうが演奏??しやすいかもしれません。

<行程3>塗装
先に横・裏を組み立てておいて、打面と別々に塗装します。
ニスが打面と横板の接着してない部分に入って打面と横板がくっつかないようにするためです。

<行程4>調整
打面を叩いて音を聞きます。
もし思い通りのびびり音が出ないようであればまずZO-3流ガムテ調整を施します、それでもだめなら打面と横板の間に使用済テレカを切ったものを挟み込み少しすきまを作って試してみて下さい、それでもだめならピアノ線の先をラジオペンチで丸めてみる手もあります。
私もまだ調整方法を確立しておりませんので自分でいろいろ試してみて下さい。

<行程5>叩きかた
Cajaはひざの間に挟んで叩くのが良いでしょう
(間違っても乗っかってはいけませんぞ!)
CajetillaはMaximo流奏法?!があります。
まず穴に左手の中指と薬指の第一関節を引っかけて、親指は天板をおさえて固定します
(わかるかな?)
問題は右手です左手は使えませんので早い連打ができません。
そこで親指と中指+薬指をほぼ90度にひらいてうでを中心にスナップをかけてロールします。
Bass音は人さし指か、弱ければ親指を使います。

注意:良い子は真似をしないようにしましょう! 
手が痙攣をおこすかもしれません。

以上、言葉だけでは説明が無理である事がわかりました。
制作:Maximo

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