改Schlagwerk Percussion Cajon
(by ZO-3)2001/04/01
Schlagwerk Percussion社製Cajon『Cajon la
Peru』
CP-4007及びCP-4005のお手軽改造
このコーナーは作者がSchlagwerk Percussionをもっと『良い音、実用的』(自分の使いやすいように)と、誰でも簡単に出来る改造をします。
(Schlagwerk Percussion社の関係者の方、敬意を表しての改造ですのでお許し下さい。)
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最近販売されているCajonに取り付けられていますが、このページではSchlagwerk
Percussionの『Cajon la Peru』や市販Cajonの簡単な改造を紹介します。
Schlagwerk Percussion社製Cajon『Cajon la
Peru』 CP-4007及びCP-4005の底板には『足』としてフェルトが各角に貼り付けられています。
このフェルトは厚さや大きさなど全然問題ありません。
この足は床がCajonの音と共鳴りを防ぐためフェルトになっていると思います。
このメーカーのCajonを演奏している方でドラムセットの下に使用している『ドラムマット』で共鳴り防止の吸震やズレ防止のために使っている方にはお薦めします。
沼澤 尚さんも「激しく叩くとたまにズレることがあり後ろの部分と床をガムテープで止めることもある」とのこと。
*金井さん、沼澤さんあなたのCajon改造しますよ〜(笑)
Cajonを演奏しているのはステージの上とは限りません。
コンクリートや舗装道路、砂利などでも演奏することがありますし、叩く時打面側を浮かせた状態で演奏する時もあり、後方下角が地面にあたって本体が傷を付くことやツルツルした場所だと思いっきり演奏していると叩くたびに後ろへ下がってしまうことがあります。
(これは、Cajon奏者は必ず話してます。)
それにフェルトだと髪の毛やゴミがフェルトに絡まってしまうことが多い・・。
そこで、ZO'S Cajonを制作している時に使っている『ゴム足』に変更しようと思いつきました。
このゴム足は車のボンネットなどに使われている『吸震性』があるゴムで、ステージとかの『共鳴り』も防ぐし、演奏時のズレも無く使い勝手の良いモノだと思い変更することになりました。
種類も大きさも何種類かありますのでお好きなのをどうぞ。
フェルトの外し方法は、簡単。このフェルトは両面テープとホチキス状の釘が一枚に付き二ヶ所打ち込まれているだけです。女性の方でも手の力で簡単に取れますので、4ヶ所外します。
けど、使い慣れているCajonだと結構大変かも・・・。 |
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用意した『ゴム足』の取り付け位置を決めてキリやドリルで『下穴』を開けます。後は20mm前後のビスで止めます。Schlagwerk
Percussion社のCajonはイイ値段がしますが、自分の好みにカスタムして使うのが、『自分の楽器』です。もったいないとか、失敗しそうと躊躇している方は見るだけにしてくださいね(笑)。音的にも心なしか『本体のこもり』が無くなった感じがします。なによりもどうですか?お試しあれ。
(結構簡単ですが緊張します。)
後日談ですが、私の師匠KO-HEYさんのCajonをこの様に加工させて貰うことが出来ました。感想は、床と共振しなくて良くなったとのこと。
音もハッキリとしたらしい。
けど、結構『ゴム足』を付けていると写真を掲載しているのを多く見かけてきましたね〜。
但し、『ゴム足』が必ずしもCajonの出音にとっていい方法とは言い切れませんからね〜。
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制作:ZO-3(Apr.2001) |
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