Completion Cajons (in Japan)
日本国内の楽器店等で入手できる販売されているCajon

※ このコンテンツは管理者が自ら手に入れて実際に座り叩いた感想を述べています。
メーカーによりコンセプトや作りなど違うため比較や評価はしておりませんので、
皆さんが実際に触れてご自分の合ったCajonを見つけてください。
【メーカー製Cajon(カホン)】

Schlagwerk Percussion社

現在日本国内で「高いCajon」といえばこのメーカーというくらい有名なドイツ製。
本国ドイツ本社ではミュージシャンに合わせたCajonを作成している。
(交渉できるので在れば直接頼んでみては?)
半年後とに色々なTypeの形やコンセプトのCajonを生み出していますので、Cajon製作者達にはいい刺激を与えてます。
 北海道のpercussionistはもとより国内のアーティストもこのメーカーを使用している方が多い。
2000年秋から日本で公開されていた映画『GITANO(ジターノ)』(国内でもDVDソフト発売中)で使われているCajonがココのメーカー上記写真左のタイプ(4007)のCajonです。2006年後期では座面に乗せる「PAD」も付属していてお尻には負担が掛からない心遣いもしている。
(座面にニスにある材料を混ぜて吹き付けて滑り止め加工を施してはいますが)
 日本での輸入元はコマキ通商梶B
ほとんどの楽器店で手に入れることが出来ます。2010年からロゴが新しくなったみたい。



新ロゴ

Cajon Fineline
  
Comfort Mocca〜左
Comfort Morado〜右


Cajon la Peru(V型弦)
      
CP-4006(Night Burl)〜左
CP-4005(Buche)〜中
CP-4007(Wurzel)〜右

            
CP-4011(Zebrano)〜左
CP-4017(Black Eyes)〜中
CP-4019(Cosmic)〜右

   
CP-4022(Skinwood Black)〜左
CP-4023(Skinwood Red)〜右


Cajon 2inOne(スナッピー)

      
CP-430(Deluxe Wenge)〜左
CP-432(Deluxe Makassar)〜中
CP-436(2inOne dual)〜右※二打面
     
CP-403(2inOne Snare Cajon Medium)〜左
CP-404(2inOne Snare Cajon Large)〜右


旧ロゴ


        
Schlagwerk Percussion社
『Cajon la Peru CP4007(黒打面タイプ)』(打面薄い)〜左
『Cajon la Peru CP4005(ナチュラル打面タイプ)』(打面厚い)〜中
『Cajon la Peru CP4011(ゼブラナ打面タイプ)』(打面薄い)〜左


    
"2inOne" - Snare Cajon
CP-404(30*30*50cm)〜右
CP-403(30*30*45cm)〜左
2005年中期登場。ドラムのスナッピーを加工して取り付けられてバズのON/OFFが出来るCajon

打面:型番により薄めと厚め。上部隙間調整ネジ在り
弦調整:底に付属六角レンチにて調整可(4007〜W型、4005〜V型)
足:フェルト



値段約4〜5万円強。2003年12月に新TYPEのCajonが発表され、2004年夏ころに発売開始コンセプトは4007と『ほぼ』同じ。ただし、Cajonが認知されると大量生産体制になり固体のばらつきが多く好みの音に出会うまでは時間が掛かりそう。サイト作者も所持。ま、それがCajonの特性といえばそうですが・・・。
ココにはこのメーカーのCajonの専用ケースは別売で販売されています。(約1万円)
※CASEページに詳細載ってます。

『ペルー式』と呼ばれているこの座って演奏するタイプは『Cajon』と呼ばれている。
使用木材やパーツなど作りが職人気質が伺われるCajon。Cajonを作ってゆくと、唸らせるほど奏者に対しての心遣いや作りをしているのが分かる。無駄のない作り、もしCajonを作るなら参考にしてみるのをお薦めします。細かい場所が毎回マイナーチェンジしていますね。それでも同じ型番で通すってのがすごい・・。
『4007』の黒の打面の厚さが厚く(薄く)なったり弦の押さえがガムテからマジックテープや中の材料が変更になったりしています。

ECP-2(オプション)
本体の他に音のバリエーションが加えることが出来る『増設セット(片側設置&両側設置)』のオプションも販売されている。(約2万円)
(このOPは幅150mmの打面が斜めになっています。
 背面のホールは上下に80mmの穴が有り中には仕切られていて上下の空間からそれぞれ違う音が出る仕組みで通常のCajonの横にマジックテープで付ける事が出来ます。)

ECP-2

修理など
打面交換、弦張り替えも行っているそうです。工賃8000円前後プラス材料費なので、購入店で見積もりなどをを取って頂き、直すこともできますので、ご相談してみては。

使用アーティスト:金井秀正、沼澤尚、後藤まさる、石川智、KO-HEY(Skoop On Somebody)、
            and many others...
(順不同)

Schlagwerk Percussion社Cajon改造
Schlagwerk Percussionペルー式弦調整方法

Yambu (キューバ式)
右〜旧ロゴ
左〜新ロゴ YD-442(Peruano)
(※他に中型の YD-444〜Travelと小型の TD-445〜Travel solo が在ります。)

CP4007と同じ打面の材料を使用しています。筐体は大きいですが、木製の打楽器としては遊べます。

  
BASS Cajon(50×30×50cm)
BC-450〜スナッピー無し(左)
BC-452〜スナッピー有り(右)

この大きな筐体のCajonは、底にホールが有り、足は斜めになっており、後ろ側に傾斜させることが出来、低音の大きさを変えることが出来る。2003年になり、BC-452というTypeが発売され、打面裏にスナッピーが取り付けられ横(座って右側面上)からレンチによりスナッピーの当たりを調整できる機構になっているBASS Cajonも出てきた。
オプションでキックペダル&斜めに設置台もSchlagwerk社から発売されています。


   
   
 

LP社(Latin Percussion〜World Beat Cajon)or(Cajones Flamencos社)


LP社World Beat Cajon(打面厚い)

打面:厚め。上部隙間調整ネジ在り
弦調整:固定(W型)
足:ゴム足


このWorld Beat Cajonの制作している制作者のOEMのCajonで、お手製の(OEM? 卸をしている?)LPバージョンです。
世界で一番出荷されており、スペインもしくはフラメンコのCajonといえばコレと言うほど有名なMario Cortes(マリオ コルテス=以前はフラメンコギター制作者で息子の為にCajonを作りその期を境にCajon制作者になる。)作成Cajonです。日本に入荷しますとカタログ上(この写真)のサイドのペイントは無い商品が輸入されます。(今回たまたまなのかも・・・)
中の構造はSchlagwerk Percussion社の作りとほぼ同じの弦張り(ネジ調整は無しで固定式)でサワリ音調整ネジが上部に5ヶ所有ります。
しかし、鈴は付いていません。(演奏上には問題ないですが)音的にはSchlagwerk Percussion社の『Cajon la Peru CP4007(黒打面タイプ)』の音に近い中低音メインの仕上がりになっています。木材は結構軟らかい材質(樺。かば)を使用。音は丸みがあって若干こもっています。これは塗装か材質のせいか分かりませんが、生で聞かせるにはイイ感じです。
値段約3〜4万円。
『Cajonは寝て待て!』訪問、Sachie情報

余談:日本でもフラメンコ専門店「プリメーラギター社」でCajones Flamencos社製のCajonは購入可)
Cajones Flamencosで扱っているCajonには大きい順に『Paradisso(パラディソ=天国)』『Jazz(ジャズ)』『Soul(ソウル)』と三種類がある。
Cajones FlamencosのCajonにはのケースが付属で付いています。
(LP(WORLD BEAT)WB1431にはケースが付いていません。)


使用アーティスト:KO-HEY(Skoop On Somebody)、Rubem Dantas (Paco de Lucia), Ketama, El Morito, Cepillito, Antonio Carmona, Ramon Porrinas, Chaboli, Tino DiGeraldo (Camaron, Vicente Amigo, Enrique Morente, Juan Carlos Romero, etc...), Jose Antonio Galicia (Carmen Linares, Gerardo Nunez) and many others...

 


Pearl社


Pearl社(Tube Cajon)

2001年に入ってからPearl社が発表しているCajon達。
『Tube Cajon』(写真上)はその名の通り筒状のキューバ式Cajon。
最近YAMAHAの楽器を扱っている所には置いていますので目にした方もいるはず。
本体は木材で出来ていて、てっぺんの打面の大きさが三種類有ります。響き線やスナッピーは無くホントに30mmの木材が張り合わさって「円」を作りだし削られた円柱のCajonです。塗装も綺麗な青(ナチュラルお色も有ります)に厚めのニス。足にはゴムが巻かれゴム足が4ヶ所取り付けられて低音が抜けやすくなっています。
音は乾いた柔らかい『木』の音がしますので、コンガ系の音が好きな方にはお薦めです。
値段は2万円前後。
大きさ三種類それぞれ値段が違います。色も数種類が在ります。
型番と打面の大きさは、PCJ-100 10" Cajon とPCJ-120 12" CajonとPCJ-140 14" Cajonが有ります。三本揃えても、小さい順に被せてゆけば、一つにまとまり移動にはコンパクトにまとまります。



Pearl社(Box Cajon)
PBC-511(左)〜2003年7月/本体色:ナチュラル 打面色:ナチュラル 弦装置付(打面厚い)
PCB-503(右)2003年7月〜/本体色:ワインレッド 打面色:ナチュラル 弦装置付(打面厚い)

打面:厚め(両方)
上部隙間調整:511〜初めから大きく隙間在り。503〜角ネジにて調整可
弦調整:内側底板に一本ごとに弦巻きペグにて調整可
     (真ん中ほどに4本の弦がマジックテープにて挟まれて固定)
足:ゴム足


ペルー式『CajonPBC-511』(写真上左)は、最近国内の楽器店で見かけます。
国内でメーカーから市販されている中では、本体も一回り大きく(そう感じました)打面材質が厚いです(力の有る方や男性向け)。正面も『Pearl』のマークのステッカーのみのシンプルさで飽きの来ない仕上がりです。
打面裏の弦機構は、ギターのあの弦の張り方に似ています。
天板下に横材を取り付け、垂直に下まで等間隔に4本(この巻弦もCajonの中で一番太い)底板に向かっています。一番下に取り付けられている巻き上げ装置(ギター用語で英語は『マシーン・ペグ』スペイン語は『クラビへラ』日本語は『糸巻き』)が背面ホールから手を入れてそれぞれ調整が出来る様になっています。
 打面裏の弦の丁度BASSを叩くあたりに弦の当たりを押さえるように黒いスポンジ状(もしくは、弦を押さえる為にマジックテープで弦を挟み固定している。)の吸音材が貼り付けて弦を押さえています。
(そのスポンジで弦のアタリを調整できるかも。確認中。マジックテープなら、弦は打面の方にはわずかながら当たっていないかもしれません)
 音的には僅かに叩いても打面の弦当たりが何処を叩いても聞こえ、『ボサノヴァ』などブラジル系の音楽に合う感じです。
 表面のニス塗りの具合も一番厚くライトなどに当たると舞台映えする仕上がりになっています。写真を見て分かるように角にはネジが在りません。ピタッと締め上げるのは、叩いてゆくとそり上がりが出る可能性があるので、『箱鳴り』を楽しむ場合は、加工が必要かもしれませんが、そうでなければ、大丈夫です。写真を見て分かるように上から約10cm下にネジ打面押さえのが付いています。
足はゴム足で暴れてもずれません(笑)。
2003年7月から発売されている『PBC-503』は、501からの大きな変更点は上部の隙間を調整できるように打面の固定場所を下げ、501の倍以上のネジ位置を下げ、板の反り幅を大きくするように設定。
その隙間を調整できるように上部角にネジが増えました。
(多分)打面を交換修理できるよう打面をネジ止めになる。
値段は3万円前後。

    
 


TOCA社


TOCA社(Tocajon)
Tocajonの音質改造

『キューバ式(キューバンスタイル)』
『キューバ式』Cajonといえばこのタイプで、椅子などに座り足の間に挟めたり立って前に立てて演奏する。写真は円錐状ですが、角錐状が一般的です。打面は、全部接着されています。そのため高音などが出ますが、指や手が赤くなることがあります。
座って演奏する『ペルー式』では難しいフレーズを難なくこなせてコンガのように扱える優れものタイプです。『ペールー式』よりこのタイプの方がアタック音が響きミュージシャンやpercussionistには好まれる事が多い。
上記の写真の立っている三種類の大きさのが『キューバ式』で、前に横たわっているのが打楽器バタドラムの木製版で膝の上に載せて左右の大きさの違う打面を叩くタイプ。値段もそれぞれ違います。


左:2Typeあり。AACL(Alex Acuna Large Flamenco Cajon)
AACS(Alex Acuna Small Flamenco Cajon) (打面厚い)
右:Toca Big Boy Cajon(詳細不明)

『ペルー式』

打面:厚い 上部隙間:打面両側のネジにて調整
弦:無し
足:ゴム足


Alex acuna(アレックス・アクーニャ)といえば,LP のイメージ゛が゛強いですが2000年TOCA のエンドーサーに変わり、TOCA よりCajon(ペルー式)が発売されています。楽器店ではカタログ注文が多いです。
Alex acuna Modelです。
AASCの大きさは、奥行: 9 1/2" 幅: 11 1/2" 高さ: 18 3/4"、AALCは、奥行: 9 1/2"; 幅: 12 3/4"; 高さ:Height 18 3/4"
世界で最も優れたCajon奏者であるAlex acunaのシグネーチャーモデルです。
2001年中程に新製品として発表され国内でもまだ知られていません。大きさはSchlagwerk Percussion社のCajonと変わりませんが、巻き弦装置は付いていなく、低音メインの作りになっています。背面ホール側にギターの本体の模様が施されて、底にはゴム足が付いています。打面は少々厚め。表面もニス塗の出来上がりは光沢感があります。大きさは2種類出ています。
Cajon制作入門の方は、このCajonを見本に作ってみるのがいいと思います。
値段は約4万円。
 2003年後半から発売された『BigBoy』。まだ現物は見ていないのですが、作りからすると両面Cajonで、大きさも低音が出る作りをしていますね。楽しみ楽しみ。



MEINL PERCUSSION社


左から CAJ1/CAJ2AWA-M/型番不明

左から CAJ3MB-M/CAJ7NT-BK

左から HCAJ2-UC/HCAJ2-FP(台数限定品

『ペルー式』

打面:厚さ4mm固め 隙間調整:打面上部ネジにて調整
弦:型詳細不明 調整:固定
足:ゴム


2004年暮れに発表されたマイネルのCajon達。目下入手中。サイト上では、本体横にレバーが付いているCajonは、上から下に垂直に取り付けられたスナッピーがレバーによりON/OFF出来る構造になっている。打面材質や本体の材質を変えてそれぞれの型を位置付けている。黒打面の『CAJ7NT-BK』の打面は、カタログ上では、『プレミアム ファイバーグラス』になっているので興味がありますねぇ〜。他に目に付くのは、塗装にによっては座面が奏者の衣類や奏法で滑る可能性がありシートを取り付けている。塗装もエグイつやが出ているのでは無くマット仕上げにしている。(型番不明以外)スナッピーが取り付けされている以外は弦無しかもしれませんね。叩き加減は「箱」って感じで感覚がPearlやアクーニャのCajonに似ています。

  


PLAY WOOD社


左から、CP-30/50(BASS Type)/35/55(BASS Type)

(左から、CP-3/3R、CP-30D、CP-3R)

CP-65(King Cajon Type)

『ペルー式』

打面:30及び30Dは薄い 隙間調整:打面上部ネジにて調整
弦:W型 調整無し(30/30D)
足:ゴム足


日本国内で比較的容易に(楽器店などで)手に入る。
現在Cajonについて活発なメーカー。
国内生産のCajon。Schlagwerk Percussion社の輸入取扱しているので、参考にして作られていると思われる作りは丁寧。Schlagwerk Percussion社のCajonにありがちな、内部の作りの歪みなどは販売されているCajonには、やはり日本製ということで、左右対称にキチッと作られている。随所にSchlagwerk社のCajonを参考にしている感があるが、即戦的に演奏に使える。強めに叩くと音の割れがある。弦が切れることを多く耳にするが、こなれると低音なども最初から出せるので初心者や女性の方にも肩や指に優しい。
しかも、値段も手頃。最近(2002年に入り)、『CP-35/55』のように、低音を前面に出力するように、独自の形のCajonを販売。
それと同時に『CP-30D』、いわゆる従来のCP-30の発展版といえる、打面の材質・背面の厚さ・天板と底板に組み込んだ作り(打面隙間調整ネジが従来の他のCajonより上の方に在り、ネジを気にしないで叩ける)と大きく変化した。
ミニCajonとも言える『CP-3』の弦装置付きCajon。これは座っても足に挟んでも演奏できるように作られた逸品。この同じ大きさのTypeで『CP-3R』は、Schlagwerk Percussion社の『コンパルサ』を彷彿させる両面叩きが出来るコンガ風Cajon。
そして、今まで発売されている中でBASS Cajonには、『弦装置』が装着されていなかったが、今回の『CP-3R』は、低音とバズ音の両方が楽しめる贅沢な仕上がりになっている。
打面や材質にもこだわってきて、Cajon好きには『痒いところに手が・・・』な感じで、最近目が離せないメーカー。
打面はSchlagwerk Percussion社の『4005』Typeの少々厚めだがマーブル模様のバーズアイメープル(?)の板を使用。
天板角の加工、弦の調整ネジの頭が若干出ている所と、打面端の仕上げがCajon奏者にとって少々気になるが、初めてのCajonにはお薦め。
Schlagwerk Percussion社の『4007』タイプの音を目指し欲しいが、値段との悩みでは、既発売の『CP-30』がお薦め。
『CP-65(King Cajon Type)』これはAlex acuna(アレックス・アクーニャ)が知り合いの大工に頼んで制作した多面Cajon『King Cajon』のTypeです。
叩く面によって音程が違います。打面の大きさに合わせて背面のホールの大きさも空いています。
中は板で仕切られており左右高低の鳴りが楽しめます。


Yambu(ヤンブー)        Cajonga(カホンガ)
(YD-28/32/36〜台無し) (CG-18/21/24〜スタンド別売)

『キューバ式(キューバンスタイル)』
Yambu
弦装置が無いタイプ。筐体が大きい分低音が出ます。型番の通り打面の一辺が280mm/320mm/360mmと各サイズがあり、コンガのように揃えて、木材独特の音色を楽しめる。
値段約22000円前後。
Cajonga
Yambu Typeと違うのは打面の厚さ。これも型番で各一辺のサイズが分かる。マレットなどで叩いても手で叩いても、奏者によって使い分けることが出来る。
値段は約2万円前後。

     



YAMAHA MUSIC TRADING 社(国内製)


スタンダードカホン(左)   プチカホン(右)

『ペルー式』

打面:厚い(薄い合板に樹脂を貼り付けされている為)
打面隙間調整:打面上部ネジにて調整可
弦調整:スタンダードカホンのみ座って右側ダイヤルにて調整可
足:ゴム足


2003年10月に発表。12月発売。ホール位置は底面。ドラムの胴体を加工しての本体筒状。弦装置はスナッピー(スタンダードカホンのみ右側のダイヤルにてダンパー機能により打面の当たり位置を微妙に調整可能)。ゴム足。
 打面合板の上に凹凸状の樹脂板(?)を上から100mmから下方に貼り付けされている。スタンダードカホンのスナッピーは、右横側面から打面裏に当たる長さに切断された状態で取り付けられており、天板から底板から打面中央に二本の太糸(弦ではない)が張られており打面のアタックによるスナッピーの跳ね返りやバラツキを押さえている機構に取り付けられている。Cajonに座って右側のダイヤルにてスナッピーの当たり離れの調整が出来るようになっており好みのバズ音を楽しめる。


OCANA ARTESANIA


左:NANモデル/右:LUCASモデル

NANモデル:このモデルは使用する木材をたくさんのストックから慎重に 選び、組みたてをしサウンドは1台、1台微妙に違い、唯一無二と謳われている。本体の高さは50cmだが、打面の取り付け位置は底面から8cmほど上がっており余分な分割振動を防いでいるとのこと。
LUCASモデル:OCANA Cajonではスタンドードタイプの発展型のモデル。サイドにホールがあり二面叩きが可能です。スタンダードとの違いはフラメンコ サイド(正面)の打面の高さを短くして、打面の反発を早めてシャープなスラップとスピード感を高めてる。

いずれも国内では、ARCO Percussionのみでの発売となっている。問い合わせはARCO Percussionへ




実際に店頭で叩き試して下さい。

それぞれ音質が異なり、どれが良い(好み)かは、Cajonを持つ方、演奏する方に依ります。ペルー式、キューバ式もそう、気長に時間を掛けて、いろいろCajonを置いている店舗を巡り、実際に触り出会う方がが末長く付き合えると思います。

注:当サイトは『Cajonを知ってもらう』ということが目的ですが、現在メーカー製品として載せているCajonは、皆さんのお住まいのお近くの楽器店で入手できるメーカー製のCajonしか掲載していません。国内個人でCajonを製作している方々からもご連絡を頂いてますが、管理者としての私ことZO-3もCajon制作をしいているので、お互いリスペクトし合い、各々のCajonの宣伝を当サイトBBSでは行わないという協定の元に、いちCajon好きな一人として参加して頂いてます。そのため、参加していただいている他のCajon制作者の方々の宣伝はLINKコーナーのみに掲載させていただいていることを御了承ください。


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