PLAY WOOD社
左から、CP-30/50(BASS Type)/35/55(BASS Type)
(左から、CP-3/3R、CP-30D、CP-3R)
CP-65(King Cajon Type)
『ペルー式』
打面:30及び30Dは薄い 隙間調整:打面上部ネジにて調整
弦:W型 調整無し(30/30D)
足:ゴム足
日本国内で比較的容易に(楽器店などで)手に入る。
現在Cajonについて活発なメーカー。
国内生産のCajon。Schlagwerk Percussion社の輸入取扱しているので、参考にして作られていると思われる作りは丁寧。Schlagwerk
Percussion社のCajonにありがちな、内部の作りの歪みなどは販売されているCajonには、やはり日本製ということで、左右対称にキチッと作られている。随所にSchlagwerk社のCajonを参考にしている感があるが、即戦的に演奏に使える。強めに叩くと音の割れがある。弦が切れることを多く耳にするが、こなれると低音なども最初から出せるので初心者や女性の方にも肩や指に優しい。
しかも、値段も手頃。最近(2002年に入り)、『CP-35/55』 のように、低音を前面に出力するように、独自の形のCajonを販売。
それと同時に『CP-30D』 、いわゆる従来のCP-30の発展版といえる、打面の材質・背面の厚さ・天板と底板に組み込んだ作り(打面隙間調整ネジが従来の他のCajonより上の方に在り、ネジを気にしないで叩ける)と大きく変化した。
ミニCajonとも言える『CP-3』 の弦装置付きCajon。これは座っても足に挟んでも演奏できるように作られた逸品。この同じ大きさのTypeで『CP-3R』 は、Schlagwerk Percussion社の『コンパルサ』を彷彿させる両面叩きが出来るコンガ風Cajon。
そして、今まで発売されている中でBASS Cajonには、『弦装置』が装着されていなかったが、今回の『CP-3R』は、低音とバズ音の両方が楽しめる贅沢な仕上がりになっている。
打面や材質にもこだわってきて、Cajon好きには『痒いところに手が・・・』な感じで、最近目が離せないメーカー。
打面はSchlagwerk Percussion社の『4005』Typeの少々厚めだがマーブル模様のバーズアイメープル(?)の板を使用。
天板角の加工、弦の調整ネジの頭が若干出ている所と、打面端の仕上げがCajon奏者にとって少々気になるが、初めてのCajonにはお薦め。
Schlagwerk Percussion社の『4007』タイプの音を目指し欲しいが、値段との悩みでは、既発売の『CP-30』がお薦め。
『CP-65(King Cajon Type)』 これはAlex acuna(アレックス・アクーニャ)が知り合いの大工に頼んで制作した多面Cajon『King
Cajon』のTypeです。
叩く面によって音程が違います。打面の大きさに合わせて背面のホールの大きさも空いています。
中は板で仕切られており左右高低の鳴りが楽しめます。
Yambu(ヤンブー) Cajonga(カホンガ)
(YD-28/32/36〜台無し) (CG-18/21/24〜スタンド別売)
『キューバ式(キューバンスタイル)』
Yambu
弦装置が無いタイプ。筐体が大きい分低音が出ます。型番の通り打面の一辺が280mm/320mm/360mmと各サイズがあり、コンガのように揃えて、木材独特の音色を楽しめる。
値段約22000円前後。
Cajonga
Yambu Typeと違うのは打面の厚さ。これも型番で各一辺のサイズが分かる。マレットなどで叩いても手で叩いても、奏者によって使い分けることが出来る。
値段は約2万円前後。
YAMAHA MUSIC TRADING 社(国内製)
スタンダードカホン(左) プチカホン(右)
『ペルー式』
打面:厚い(薄い合板に樹脂を貼り付けされている為)
打面隙間調整:打面上部ネジにて調整可
弦調整:スタンダードカホンのみ座って右側ダイヤルにて調整可
足:ゴム足
2003年10月に発表。12月発売。ホール位置は底面。ドラムの胴体を加工しての本体筒状。弦装置はスナッピー(スタンダードカホンのみ右側のダイヤルにてダンパー機能により打面の当たり位置を微妙に調整可能)。ゴム足。
打面合板の上に凹凸状の樹脂板(?)を上から100mmから下方に貼り付けされている。スタンダードカホンのスナッピーは、右横側面から打面裏に当たる長さに切断された状態で取り付けられており、天板から底板から打面中央に二本の太糸(弦ではない)が張られており打面のアタックによるスナッピーの跳ね返りやバラツキを押さえている機構に取り付けられている。Cajonに座って右側のダイヤルにてスナッピーの当たり離れの調整が出来るようになっており好みのバズ音を楽しめる。
OCANA ARTESANIA
左:NANモデル/右:LUCASモデル
NANモデル :このモデルは使用する木材をたくさんのストックから慎重に 選び、組みたてをしサウンドは1台、1台微妙に違い、唯一無二と謳われている。本体の高さは50cmだが、打面の取り付け位置は底面から8cmほど上がっており余分な分割振動を防いでいるとのこと。
LUCASモデル :OCANA Cajonではスタンドードタイプの発展型のモデル。サイドにホールがあり二面叩きが可能です。スタンダードとの違いはフラメンコ
サイド(正面)の打面の高さを短くして、打面の反発を早めてシャープなスラップとスピード感を高めてる。
いずれも国内では、ARCO Percussionのみでの発売となっている。問い合わせはARCO
Percussionへ
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実際に店頭で叩き試して下さい。
それぞれ音質が異なり、どれが良い(好み)かは、Cajonを持つ方、演奏する方に依ります。ペルー式、キューバ式もそう、気長に時間を掛けて、いろいろCajonを置いている店舗を巡り、実際に触り出会う方がが末長く付き合えると思います。
注:当サイトは『Cajonを知ってもらう』ということが目的ですが、現在メーカー製品として載せているCajonは、皆さんのお住まいのお近くの楽器店で入手できるメーカー製のCajonしか掲載していません。国内個人でCajonを製作している方々からもご連絡を頂いてますが、管理者としての私ことZO-3もCajon制作をしいているので、お互いリスペクトし合い、各々のCajonの宣伝を当サイトBBSでは行わないという協定の元に、いちCajon好きな一人として参加して頂いてます。そのため、参加していただいている他のCajon制作者の方々の宣伝はLINKコーナーのみに掲載させていただいていることを御了承ください。