Rhythm関連用語辞典






※いろんなRhythmの説明です。参考にしてください。
  ア〜  カ〜  サ〜  タ〜  ナ〜  ハ〜  マ〜  ヤ〜  ラ〜
(クリックすると、その項目にジャンプします)

◆アフロアメリカン・ジャズ
[afro-aerican jazz]
アフリカの民族音楽特有のコンガ、ボンゴといった打楽器およびその奏法を取り入れたジャズ。'40年代に一般化した。

◆アフロキューバン
[afro-cuban]

スペインの情熱的なメロディーにアフリカのパーカッシブなリズムが合体した、いわばラテン・アメリカの混血文化を代表する音楽。起源は奴隷としてキューバ(当時スペイン領)に渡ったアフリカ人たちがスペインのメロディーを演奏するうち自然発生したもの。

◆エイト(8)ビート
[eight-beats]

4/4拍子での1小節を8分割して得られる8つの8分音符がビートの基本となるRhythmのこと。通常、2拍目と4拍目にアクセントがつけられ、ROCKの基本的なビートとなっている。

◆エスノ・ミュージック
[ethno music]



BACK TO TOP
民族音楽の意。西洋的旋律やリズム・パターンに限界を感じ始めた主にロック糸のミュージシャンらによって'80年代初頭より積極的に取り入れられるようになった。「エスニックな」という表現に該当する地域は、「エキゾチック」同様、西洋から見た異文化圏全域を指す。従ってアフリカ的なものから東洋的なものまで、かなり広範囲に捉えることができる。

◆ガムラン
[gamelan/インドネシア]


旋律打楽器(サロン、グンデル、クンプール、クノン、スレンテム、ボナン)を中心にゴング、クンダンなどの打楽器、レバーブ、チェレンプン、シテールなどの弦楽器、男女コーラスなどによって構成されるインドネシアの民族音楽。

◆ガラーチャ
[guaracha]
→グァラーチャ

◆カリプソ
[calypso]
トリニダードの黒人文化から生まれ、発達した歌。本来のカリプソは、自分の日常生活や主張を、風刺をこめてユーモラスに歌う。労働歌の流れをくむという説もある。

◆グァラーチャ
[guaracha/スペイン]
今日のキューバ音楽の最もポピュラーな音楽形態。トランペットやピアノ、それにさまざまなパーカッションを加え、華麗でアップ・テンポな曲調から、ダンス・ミュージック的色彩が強い。

◆クラーベ
[clave/キューバ]
今日のキューバ音楽「サルサ」や「ソン」などの、底辺となるリズムパターン。基本は3-2(スリーツー)と2-3(ツースリー)のパターン。
このクラーベを刻むため二本の棒状の木製(ファイバー製も有る)楽器がclaves(クラベス)という。

3-2 son clave
2-3 son clave
3-2 rumba clave
It differs from the son clave by only one note, which gives an entirely different feel.
The son clave has a much stronger 4/4 feel
while the rumba clave has retains a stronger 6/8 feel.
2-3 rumba clave
Afro-Cuban music often goes in
and out of 3-2 and 2-3 claves
6/8 clave
The original form of the clave,
it can be played with a 3-2 or a 2-3 pattern.
Hear the 2-3 clave
6/8 clave played in 4/4 with triplets
◆グアルディア・ビエハ
[guardia vieja/スペイン]


BACK TO TOP
「古いものを守る」の意。伝統的なタンゴを指して、よく使われる。 ブラジルでは、同じ意味でグアルダ・ヴェリャ(guarda velha)という言葉があり、これはサンバの伝統を守るはえぬきの歌手たちのこと。

◆サルサ
[SALSA]



ニューヨーク在住の黒人、イタリア系移民、スペイン系移民等に支えられて発展したラテン・ミュージックの総称。音楽形式やリズム的には、キューバ音楽が基本になっている。パーカッション類や管楽器が多く使用されているのが特長である。
スペイン語で'sauce'という意味。

◆サンバ
[samba]



ブラジルのアフリカ系音楽から生まれた民族音楽の形式。ブラジルではサンバと名のつく音楽の中にも多くの種類が存在する。もともとカーニバルの行進曲として打楽器を中心に発達し、後に歌・劇場用など多くの種類に分かれた。リズムは2拍子で独特の「なまり」を持つ。

◆サンバ
[zamba]


アルゼンチンの民族舞踊曲の形式。6/8拍子のリズムを持つ。ブラジルのサンバとは無関係である。

◆16ビート
[sixteen-beats]


4/4拍子で16分音符を基本単位とし、2拍4拍にアクセントの付くRhythm。黒人音楽のリズム&ブルースを原点に影響を受けたFUNKやフュージョンなどのジャンルでの基本Rhythmとして用いられている。

◆ショーロ
[choro/ポルトガル]
ブラジルの古典的な演奏スタイル。フルートのテクニカルな演奏と、カバキーニョ(小型の4弦ギター)のリズムと、ギターの低音の3要素が、掛け合いのようにして進んでゆくのが原形。ブラジルのポピュラー音楽の表現方法の土台となっている。

◆スカ・ビート
[ska beat]
1960年前後にジャマイカで、アメリカのR&Bを模倣してできた音楽。レゲエのリズムの原型にもなっている。同じ意味で、ブルー・ビートという呼び方もある。同意「ブルービート」

◆ソン
[son]










BACK TO TOP
=ルンバ
スペイン語で『音』という意。
19世紀頃、キューバ東部地方のSANTIAGO DE CUBAで生まれ後にハバナで発展された音楽。サルサの原型の一つ。現在のキューバ音楽の原型。
the son is perhaps the oldest and certainly the classic Afro-Cuban form, an almost perfect balance of African and Hispanic elements. The rhythm of the son is strongly syncopated, with a basic chicka-CHUNG pulse. A 'sonero' is the improvising lead singer. (Originating in Oriente province, it surfaced in Havana around World War 1 and became a popular urban music played by string-and-percussion quartets and septetos. Almost all the numbers Americans called rumbas were, in fact sones. "El Manicero" ("The Peanut Vendor") was a form of son derived from the street cries of Havana and called a pregon.)

◆タムレ
[tamle]

タヒチ民族音楽のリズム。木琴のような独特の民族楽器を中心に、太鼓などを加えた、打楽器がメインのリズムである。

◆タンゴ
[tano]




アルゼンチンのブエノスアイレスで発生したダンス音楽。ハバネラ、ミロンガ、ガンドンペなどがその母体となっている。2/4拍子で、その中の4つの8分音符が強く打ち出されている。このようなリズム的インパクトを強調するのが、アルゼンチン・タンゴの特徴となっている。一方、アルゼンチン・タンゴが20世紀初頭にヨーロッパに渡り、ヨーロッパ風に発達したものをコンチネンタル・タンゴと呼ぶ。アルゼンチン・タンゴに比べると、歌謡曲的で、サロン音楽的要素が強いのが特徴である。

◆ダンソン
[danzon]

19世紀後半、スペインの舞曲と黒人音楽が混合し、キューバで定型化した音楽。古典的でメロディックな旋律は、後のチャチャチャなどの母体となっている。=チャチャチャ

◆チカーノ・サウンド
[chicano sound]

チカーノとは、ロスアンゼルスやサンフランシスコなどでいわれる、メキシコ人を指す俗語である。従ってメキシコ人の音楽という意味で、西海岸でマリアッチやラテン糸のサウンドを指す。

◆チャチャチャ
[cha cha cha]


19世紀後半、キューバでダンソンに歌を加え、新しいダンス音楽として流行した音楽。 元来はフルート、バイオリン、ピアノ、ベース、パーカッション類という編成で演奏される。=ダンソン

◆パチヤンガ
[pahcmga]



BACK TO TOP
キューバのダンス音楽で、チャチャチャと同様、ダンソンから発達したもの。1950年代末から流行した。ダイナミックな2拍子の中に、スペイン伝来のメロディの上品さがミックスされているのが特徴。
=ダンソン


◆ハバネラ
[habanera]
19世紀前半、キューバで黒人音楽家がヨーロッパの民衆舞曲を演奏したときに生まれた音楽形式。2/4拍子で、これがヨーロッパに逆輸入されて流行した。ラテン諸国でも同様に流行し、後のタンゴなどの母体にもなった。

◆ビギン
[bguine]
マルティニーク島で生まれたダンスリズム。ボレロの変種と考えられるが、もともとはコール・ポーター作「ビギン・ザ・ビギン」のヒットによって流行したリズムである。

◆ファンカ・ラティーナ
[funka latina]



'80年代初頭、主にイギリスの黒人ミュージシャンたちによって生み出されたニュー・ウェーブ系ダンス・ミュージック。アメリカの洗練されたディスコ・サウンドにラテン系のエスニックな要素を取り入れたもので、その先鋭的ファッションとともに世界的に大流行した。
=エスノ・ミュージック

◆ブルー・ビート
[blue beat]




ジャマイカで起こったレゲエ以前のリズムでスカ・ビートと同義。1950年代に、リ
ズム・アンド・ブルースの影響を受けたジャマイカのウェスト・インディーズが、独自のリズムにリズム・アンド・ブルースの要素を取り入れて出来たもので、これが後にレゲエに発展した。
=スカ・ビート


◆フラメンコ
[flamenco]

カンテ(歌)と手拍子のパルマ(palmas)で始まったフラメンコは、今から200年ほど前に現在のような形がほぼ整ったと考えられています。
カンテが発生した後、かなりたってから伴奏楽器としてギター(guitarra)が用いられるようになり、ソロとしても発展してトーケ・フラメンコ(topue flamenco)が確立。踊りのほうも、最初は素足だったものが靴を履いて踊られるようになり、靴音サパテアード(zapateado)が舞踊テクニックの重要な要素となってバイレ・フラメンコ(baile flamenco)も盛んになりました。
 カンテ、バイレ、トーケの順に完成されていったフラメンコは、これら三位一体となったスタイルが整い、19世紀後半から表舞台に立つようになってきました。最初は[カフェ・カンタンテ]と呼ばれるショーが楽しめる飲食娯楽施設で、フラメンコの大衆化が進みスペイン国外へも評判が広まりました。それと同時に、本格的な深いフラメンコを愛する金持ちの旦那衆たちが、お気に入りのアーティストを招いて自分たちだけのための夜の宴フエルガ(juerga)を開く、という独特の形態のショーも愛されてきました。
 20世紀にはいると、カフェ・カンタンテが衰退するのとは反対にフラメンコの劇場公演が多く行われ、海外ツアーを行う舞踊団が登場するなどバイレの発展が著しく、その幅は非常に拡がっています。
 近年でもスペインにおけるフラメンコの中心はカンテですが、アントニオ・ガデス、クリスティーナ・オヨス、ホアキン・コルテスに見られる大掛かりな舞踊団の公演、また、パコ・デ・ルシア・セクステットのようにカホン(cajon)と呼ばれる箱型の打楽器やエレクトリック・ベースを取り入れ、ジャズの影響を多大に受けたギター中心のステージが、舞台芸術として世界的に高い評価を得ています。
◆ボサ・ノバ
[bossa nova]


BACK TO TOP
「新しい感覚」という意味で、1960年代初頭にプラジル音楽のサンバがジャズの影響をうけて都会的に変化した音楽を指す。
ゆったりとした独特のリズムが特徴。


◆マラゲーニア
[malaguena]
スペイン南部のマラガの民謡とダンスの形式。3拍子系。ラテン諸国の民族音楽にも影響し、メキシコ民謡にも同名のものがある。

◆マリアッチ
[mariachi]


メキシコの民族音楽を演奏する、独特の楽器編成を持ったグループ。
普通、トランペット、バイオリン、ギター、ピゥエラ(小型ギター)、ギタロン(ベースの音域を持ったギター)からなる。

◆マンボ
[mambo]


キューバ音楽の曲中で、細かいリズムを繰り返す部分のことを指す。
または、上記の部分を繰り返して即興演奏を行なう、モントゥーノという形式をもとに発展した演奏スタイルのことを指す。さらに、以上のものを新形式にして、ペレス・プラードが商業化し、50年代に流行した音楽スタイルのことをマンボという。

◆ミロンガ
[mironga]

アルゼンチンなどで、タンゴと呼ばれる以前の2拍子の音楽を指す。さらに、それから発展したタンゴの一種を指す。また、タンゴの中のリズミックな要素を指す場合もある。

◆ムシカ・ポルテーニャ
[ousica portena/スペイン]


=タンゴ

◆メレンゲ
[meremgue]


BACK TO TOP
西インド諸島、ドミニカの民族音楽。2/4拍子の快活なリズムを持つ舞曲のこと。ラテン・リズムの典型で、ギロやスティール・ドラムなどの楽器を使用する。

◆ラーガ
[raga/ヒンディー]



インドの古典楽器を構成する旋律。ラーガは、音階(7音、6音、5音)、上行形と下行形、装飾法、主音と終止音、時刻と季節、ラサと情感などいろいろな要素からなり、その種類は無数にある。
=シタール、ターラ

◆ラテン・アメリカ・ミュージック
[Latin American music]


→ラテン・ミュージック
◆ラテン・ミュージック
[Latin music]

元来は南米諸国(ブラジル、アルゼンチン、ペルー、チリなど)の音楽の総称であったが、最近ではさらにキューバ、ジャマイカ、プエルトリコ、メキシコ、スペインまでも含めた地方の音楽を指すようになった。

◆ラテン・リズム
[Latin rhythm]
ラテン・アメリカの音楽の基本リズムのこと。ラテン・アメリカといっても多くの国や音楽が存在するが、この場合、ラテン楽器を多数使用する音楽のリズムを漠然と指していることが多い。

◆ルード・ボーイ
[rude boy]
60年代ブリティッシュ・ロックにおけるモッズ、サザン・ロックにおけるヘルス・エンジェルス同様、パンク、ブリティシュ・レゲエを風俗面で支えてきたジャマイカ系の不良少年たちを指す。

◆ルンバ
[rumba]
キューバの音楽。黒人たちの歌と打楽器によるダンス・ミュージック。または、キューバ音楽のソンに、アメリカの楽譜出版社がつけた形式名。
一般的には後者を指してルンバと呼ぶことが多い。
伝統的なルンバは大きく分けて、 ・グァグァンコーguagunco(発音は"ワワンコー"に近い) ・コルンビアcolumbia ・ヤンブーyambu という3つに分類され、当然のことながら非常にアフリカ色が強い。


◆レゲエ
[reggae]
'60年代末、ジャマイカでR&Bをもとにして生まれた音楽。R&Bをジャマイカのミュージシャンが演奏しているうちに、スカ、ブルー・ビート、ロック・ステディと後ノリのリズムとして成立し、後に政治的、宗教的要素が加わってレゲエとなった。

◆ロカンボ
[rockambo]


BACK TO TOP
ロックン・ロールとマンボを合体した新形式音楽で、1950年代末にキューバ出身のペレス・プラードが発表した。


ご感想・ご質問等はこちらへ

© ZO'S Cajon 2008
All Rights Reserved